2002/03/01(Fri)

そんなこんなで、なんも考えずにたっぷり寝た今日、まずまずの幸せ気分である。これで熱が下がり、食欲さえ出てくれたら、言うことはない(笑) 咳もすこしあるが、これ、たいしたことないからね


心身ともに健康である限り、人は幸せを感じ取る能力が備わっている。ちょっと体調を崩しただけで、健康のありがたみを知ることができるのも、その一つである


なんてこと書きながらタバコ吸ってるっていうのも、なんだかね……^^;





2002/03/02(Sat)

寝ては起き、起きてはチャットし、またも寝て―― の今日、睡眠時間は全部でどれくらいになるのか、自分でもわからないほどよく寝ていた。おかげで、風邪はほぼ撃退。それでも夜も眠ってしまって、この日記、またもや3日に書いている(笑)

何をするにもリズムは大切。


調子っぱずれのカラオケに、付き合わされるのは確かに辛い





2002/03/03(Sun)

桃の節句である。
男ばかりの3人兄弟なので(疑問は個別に受け付けます^^;)、ひな祭りを祝った記憶はまったくといっていいほどない。ただ、この時期になると母が寝室に一対の雛人形を飾っていた。
かなり古いものだと記憶しているが、さして高価なものではなかったはずだ。それでもその人形に対する母の思い入れは一入だったようで、子供心に「大切なもの」なんだと思っていた。


価値とは所詮人が作り出したものであり、普遍的なものではない


自分にとって大切なものを、大事にすることこそが大切なのかもしれない。そして、大事なものを、誰に臆することもなく「大切だ」と言える誇りと、大きな意味でそれを「守る」力を持ちたいものだ。





2002/03/04(Mon)

恋は盲目とよく言うが、まったくその通りらい。らしい、というのは、自分のことではなく、知人を見ていて思ったことだからだ。もっとも、「盲目」になっているとしたら、自分ではそれに気付くことは不可能だろう。
また、恋は「麻薬」と言ってもいいかもしれない。不思議な緊張感と充実感、1度その甘美さを知ると手放すのが惜しくなる。だがそれゆえに、消えたことがなかなか認められないものでもあるのだ。


認識とは常に主観的なものであり、他人の思惑や事実と食い違うこともしばしばありえる


自分が恋をしているのか、それとも、恋を手放したくないだけなのか、それを見極めるのは難しいかもしれない。だけど少なくとも「愛」は捧げたり、捧げられたりするものではないと思う(謎)





2002/03/05(Tue)

ところで、日本人が花と言えば、桜、ではなかろうか? 
先日アップした「春霞」、実は桜ではなく、最初は梅をイメージして書いた。平安を舞台に選べば、「花は梅」そんな考えから梅にしたのだが、それではピンとこない向きも多々あろうかと、途中で桜に変えてしまった。「馥郁とした香」なんていうのは桜じゃなくって梅だよね。でも、それでもとりあえずは通用しそうだったので、そのままにしたわけだ。強引だし、手抜きでもある(笑)
言葉や受け止め方(あるいは一般常識)というものは時代とともに変化している。昨日の日記にも書いたが、「価値」というものが普遍的でない証拠だろう。


川も海も「流れ」がある。それゆえ数々の有機物を含みながら腐敗することはない。


だが人間は一生のうち何度かは、己を見つめ直すために立ち止まらなくてはならないときがある。
腐敗が始める前に、行く先を見つけたい――





2002/03/06(Wed)

ところで、どこでどうしてそうなったのか、「カッコいい」と噂になっているらしい。誰が?って、この日記を書いている人物のことである。しかも!!「自分でそう言っている」とまでついてxxx その上、「実際会ったけど、やっぱり、カッコよかった」なぁんて、とんでもない話まで出回っているという。
お〜〜い、どこをどう押せばそんな話になるんだ? 確かに、冗談は言ったかもしれない。そうさ、冗談さ、それくらい判ってよ(涙) だいたい、ネットで知り合った人とは会ったことなんてないぞ!!


噂の多くは、小さな事実を必要以上にデフォルメしたものか、もしくは単なる憶測が「事実と勘違い」されたものである


噂の標的にされるとも思っていなかった自分はうっかりしすぎなのかも知れない(反省)





2002/03/07(Thu)

とてつもなく仕事が忙しい。3月半ばまでに終えなくてはならない用件があるからなのだが、半ば泊り込みの作業になり始めている。
そんな昨日、定時で帰った一人が夜半になってから事務所に顔を見せた。差し入れを持って来てくれたのである。ありがたく頂戴はしたものの、きくと、差し入れのクッキーを焼くために定時退社したとのこと…… う〜〜ん……(苦笑)


価値基準は人それぞれでいいとは思うが、人それぞれだからこそ、それを他者に押し付けるのは問題がある


どうせなら、おにぎりがよかった(笑)――そういう話じゃなかったね^^;





2002/03/08(Fri)

遠まわしな言い方をするのがいけないのかもしれないが、長い間(?)様子を見ていた人物ととうとう決別した。こちらの誠意は最後まで伝わらなかったらしい。どこかである意味「待っていた」のにね。
自分の価値観を押し付けるつもりは毛頭ないが、それならそれで自分の判断基準というものをしっかりと持って欲しかった。人生というものは楽しいことばかりで構成されるものでは決してないのだ。その人なりに辛い思いもしているだろう。それまで否定するつもりはないが、自ら進んで己を磨いていこうという志が感じられなかった。「懸命さ」を感じられない相手に、どんな魅力があるだろう?


人が輝いて見えるのは、「必死さ」が心にかかせた汗が輝いて見えるからなのだ


遠まわしな言い方をしたのは、その人に自分で考えて欲しかったからだ。自分で考えたことでなければ「身」にはならないだろう。
もちろん、こちらに落ち度がないとは思っていない





2002/03/09(Sat)

完全に生活リズムが狂ってしまった。てか、リズム、それ、なに? って感じだ。正直言って、今日が土曜日だなんて、この日記を書き始めて思い出したくらい。……あってるよね?(不安だったりして……ハハ^^;)


時間という概念は人間が作り出したものの中でも最高傑作の部類にはいるだろう。「過去」という存在しないものにさえ、名前を付けることができるのだから。


今、こうしているうちにも刻々と存在を消していく時間、過去を思い出と呼ぶこともできるが既に存在しないものだ。存在しないものに左右されて、これから来るものを見極める妨げにはしないで欲しい。





2002/03/10(Sun)

一つのことがうまく行かなくなると、往々にして、ほかの、まったく関係のないことまでうまく行かなくなるものである。自分でも思っていないほどの精神的疲労を感じているのかもしれない。そんなにヤワだとは知らなかった……ハハ(汗)


思い通りにいかないからこそ人生楽しいのである。思い通りにすべて運べば、努力することもなく、達成感を感じることもできず、命の尊さを考えることもない。


生きていてこそすべてだと、今でも真実思っている(謎)





2002/03/11(Mon)

やらなくてはならないことが目白押しというのも時にはいい。その他の雑多なことを忘れさせてくれるからだ。それでも、気が緩むときはあるもので、そんな時、なぜか最近幼い頃のことを思い出してしまう。
3歳になるまでは家庭に「父親」というものがなかった。詳しい説明は避けるが、まだうら若い母と(母は19で僕を産んでいる)二人の生活だったはずだ。
はずだというのは3歳ころの記憶があるのかないのか、僕自身にもはっきりしないからだ。ただ母を守るのは僕しかいないと決意したときの思いは、今も生き生きと心の中に生きていて、別段それを実行に移そうというのではないのだけれど、僕が生きるうえで大きな影を落としているように感じる。


幼時教育が言われるようになって久しいが、知識だけでなく、生きるうえでの心がまえの教育も有効なのだろう。


ふと目に付いた詩にセンチメンタルな気分にさせられたのかもしれない――





2002/03/12(Tue)

甘く美しい香が漂ってきて春間近を知らせてくれる。沈丁花の花である。そう思って見渡すと、梅は咲き誇り、木蓮にいたってはそろそろ花も終わりである。種々の事柄に気をとられて季節の変化を見落としていた。
――春、すべての生き物が活性化する、いい季節である。いい季節(時期)を春と呼ぶのもそのためだろう。「青春を謳歌する」「我が世の春」、どうやら春とは楽しむものであるらしい。


辛い冬を乗り越えてこそ春の喜びは倍増する。春に生命力が増すのは夏の暑さを乗り越えるため、秋の実りは夏を耐え抜いた者への褒美であり、冬への備えである。そして冬、再度目覚めるためにゆっくりと眠るのだ。


すべて無駄には存在しない。そして「単独」もありえない。





2002/03/13(Wed)

久々にバスに乗った。ボーっとしていたら、いつのまにか降りる停留所がすぐそこに、しかも降車ボタンが押されていない。駅前の停留所なのになんで誰も押さないのだろうと、不思議に思ったものの、慌てて降車ボタンを押した。と、なんとなく注目されたような気がした。気のせいではなかった―― 終点だったのだ(恥^^;)
素知らぬ顔でさっさとバスを降り、しばらくは足早で(その場から逃げたかったのさ笑)駅へと向かったものの、すぐにまた『ボォ〜』に戻った。まぁ、春なのだろう(謎) それにしても、プラットホームにいながら、来た電車に乗り忘れる(!)ほどって…… ただでさえ、遅い時間に家を出ている。遅刻を避ける術はなかった(涙)


過度の緊張の後には過度の弛緩が訪れるらしい

菜の花が咲いてるなぁ、と思ってる間に電車が行っちゃって―― なんていいわけは通用するはずもない





2002/03/14(Thu)

コンビニで○社製の飲料を購入。すると後ろにいた男の子(小学5年生くらい?)が、声を掛けてくる。飲料についているシールが欲しいというのだ。見るとサッカーのチケットがあたるらしい。


求めよ、求めよ、求めよ――
少なくとも、求めないよりは与えられる確率が高くなる


もちろん快く譲ってあげた。





2002/03/15(Fri)

風は強いが気温はまずまずの今日、珍しく散歩した。場所は車で20分ほどの公園、知人を病院に連れて行った帰りのことだ。
植え込みには花が咲き乱れ、木々は若々しく輝いている。連れは…… 悩み事はなくなったのかね? 眩しいくらいの笑顔を久々に見せてくれていた。強風に邪魔されて、早々に引き上げたのが残念なくらいだ。


幸せは求めるものだ。追い続けるものだ。手放すものではない。


ちなみに、あれだけ忙しかった仕事も昨日の午後で終わった。しばらくはのんびりしたいな。



      

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